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2010年の年賀状の図案として

(水彩)

(水彩)

鳳凰の群れを描く、ということから、不動明王の光背の炎が鳳凰であることを知りました。

(水彩・金色のインクのペン)

ぼんやりとした、暗い中で観音様が光を注いでいるイメージです。

(水彩)

タイのお守り、プラクルアンのモチーフのひとつです。
「ブッダが優雅に遊行するお姿」を表しています。

決意を新たに一歩踏み出し、伝道の旅に出発する仏様のお姿です。

(水彩)

仏像の頭といえばこの「パンチパーマ」とも言われるこれですよね。
実はとても長い一本の髪の毛がくるくると巻いて一つの玉になっているんです。
眉間に白毫をいれると、これが入るだけで急に仏様っぽくなります。掘り進めている際、鉛筆で眉間に丸を描いたりしていましたが、なんだか似合わないような気がして「どうも白毫を入れるのは好きじゃないかも」と思っていました。でも入れてみたら大感激です。不思議なものです。
白毫は白い絵の具を底につけて埋め込み、如来仏頭の肉髻珠は朱肉をつけて埋め込んでいます。赤色が見事に見えて、とても美しく感じました。いずれも接着剤はつかわずに押し込んでいます。


実はこんなに大きなお顔を彫ろうと思ったら、とても大きな仏像を作ることになるのですが、練習としては大き目に作り構造を理解します。
眼の位置、鼻の位置、口の位置など、寸法はすべて決まっています。
それでも彫る人によって個性が出るので、面白いです。