徹底的にオフィシャルにFacebook

ユーザー年齢層は30~40代以上

個人的に楽しく使うのが最も難しいのですが、仕事では一番効果の出るSNSです。
私のまわりは30代~50代が中心ですので、活用している人が一番多いサービスと言えます。Instagram、TwitterはやってなくてもFacebookはやっている、という人が多いです。
一番利用者が多いのは、現在のところ30~40代という状況のようです。
投稿やコメントのあたりが柔らかく行儀が良いのが通常ですし、SNS特有の言い回しや流行もあまり存在しないので、個人的には50代~60代の方におすすめのサービスです。

お父さん・お母さんが(自分は登場しなくても)お子さんの画像をアップしたりしますので、当のお子さんたちはFacebookから遠ざかってしまいます。10代~20代では、自分より年上のネットワークが必要な活動をしている人でなければ、活動しにくいかもしれません。

キーワードは「意識高い系」

Facebookはオフィシャルに使うといいメディアです。
人のつながりが不可欠な独立自営系の職業の方には、必須SNSだと思います。名刺にアカウントを入れたっていいくらい。実際に入れている方を多く見かけます。メールアドレスも何も知らないけど、Facebookで連絡が取れるから大丈夫、という人間関係もたくさんあります。むしろそれでつながっておけば、他の情報をわたさなくて済むという場面もあるでしょう。

発信内容はとにかくスマートに。そしてビジネス情報を強く推してもいい地盤があります。個人で活動される方はぜひセミナー開催やイベント情報を発信されてください。

活動が大きくなりそうでしたら、個人アカウントとは別にFacebookページも個人名で作って発信を別にすることをおすすめしていたのですが、有料広告でないFacebookページの情報は表示されにくいこともありますので、結局個人アカウントでの発信に頼ってしまう流れになる方も多いです。

Instagramは「キラキラ系」、Facebookは「意識高い系」、Twitterは「自虐系」という棲み分けがあります。

Facebookマナー

仕事で使用する前提ですが、基本的にネガティブな投稿は控えたほうが良いです。「幸せをお裾分けする」という姿勢が良いかと思います。他の人の投稿にコメントをする際にも褒める文化が強いです。皆で幸せになりましょう。

また、炎上というよりも思想的な議論・討論に発展するサービスです。

本当に皆お行儀良いのだろうかという疑問

この善意溢れるコメント環境は私のまわりだけなのでは?と全く世界観の違うところに身を置いている友人に聞いてみました。人によってタイムラインの様子が随分違うのでは、と考えました。彼女はクラブ音楽が好きで、同じ趣味の友人達とつながっているようなのですが、

「クラブイベントを立ち上げます!」
「やってみた!皆ありがとう!!私は幸せ者です!」
「ダメなところがあった・・・でも次はこうしよう!頑張ったね!私たち!」

という流れは同じなのだそうです。どこでも同じとは、ちょっと衝撃でした。

ではどう利用するか

大人なネットワーク世界です。
前向きで向上心があることが望ましいので、耳当たりの良い企業の情報を流しやすくはあります。
年齢層が30~40歳以上をターゲットとするビジネスに向いています。下の年齢層をターゲットにするなら、他のサービスも併用すべきです。
顔の見える怖くない出会い系サイトと勘違いしている男性も少なからず存在しますので、女性主催のイベントに男性を集めるのにも向いています。
きちんとしたスタジオで費用をかけてプロフィール写真を撮り掲載した女性は、口を揃えて「知らない男性から申請が劇的に増えた」と言います。それは微妙な例ですが、実際にプロフィール写真をプロ撮影のものにすると「個人活動をしている方なんだな」と見受けられてきちんとした印象を持ってもらえ、ネットワークが作りやすくなります。

Facebookページでの情報発信は、「いいね」してくれる人を増やすにはスポットで有料広告を出すのも手です。
また、サイトに告知を出してFacebookページへ画像やアイデアなどの投稿をしてもらい、審査するコンテストを開催するなど、利用せざるを得ない状態にして賑やかす手法もあります。

画像は圧縮されてしまいますので、美しい画像で勝負したいジャンルにはあまり向いていません。
長文は読みにくい表示になりますので、ノート機能を使うか、外部にページを作ってリンクしたほうが良いでしょう。
これらのことからブログに直結させるサービスも多く存在しますが、素っ気ない掲載表示になりますので、自動同時投稿にしないで一筆書いて案内差し上げ、リンクアドレスを貼り投稿するのが丁寧かつ有効かと思います。